切削の様子

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写真でお分かりいただけるでしょうか?
まさに切削中の様子です。
太さ30mmのドリルを使い、様々な着ぐるみを削り出します。
時によりドリルのサイズを変え、より精密な出力も可能です。
まぁ、30mmと聞くと、太い?と感じられるでしょう。
でも、仕上げ加工をする時は30mmの5%、1.5mmずつ移動するよう設定し、じっくりじっくり形を再現して行きます。
最後は人の手のはいる部分もありますが、3Dからの再現率はほぼ100%!!
もうここまできたら、後は仕上げるだけです。
お客様はしっかり3Dをご確認ください。
私達は3Dから着ぐるみへ、その過程で命を吹き込んで、皆様に愛されるキャラクターをご提供します。


働くということ

この休日に、尊敬するある方とお話できる機会が有りましたので、その時のお話を少し…。
ですので着ぐるみとは少し離れる内容です。
「自己満足を追求する」
そんなお話でした。
SoftBankの孫さんのお言葉だそうですが、孫さんが大病をされ命の境目を感じた際、ご自身がそれまでしてきた仕事がとても小さな事に感じられたそうです。
お金を稼ぎたい
それがとても小さな事に感じられたそうです。
そこで、もっと大きな視野を持とう、と考えた時、孫さんの求めるものは
お客さんに喜んでもらいたい
そのことだったそうです。
経営をするにあたり、お金を稼ぐこと、CSを上げることは同じラインに有り比例する、共存するものだと思いますが、どちらが最後に求めるものかで、行動も変わりますし、何よりモチベーションが変わるものです。
孫さんは最終の目的を「お客様」に定めたんですね。
こう綴っていくと孫さんとあったような感じになりますが、孫さんを例えにしたお話をしただけですよ^^;
私は、経営者ではないので、まだそんなに大きな目的は持てません。
今の私の立場で私の求めることは
「働くのが楽しい職場にすること」
もちろんお客様に満足していただくことは1番大事なことです。
でも、スタッフがヒィヒィ、ギスギス働いていたのでは、折角仕事を覚えてもらってもそう長くは続かないでしょう。なにより、私もそんなところで働きたくはありません。
楽しく働きたい
確かに、私の自己満足です。
スタッフの直向きな姿勢がお客様に届けられたらと、考えています。
あなたの自己満足はなんですか?


着ぐるみの持ち物

着ぐるみに持ち物をもたせる時は事前にお知らせください。

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もともと、イラストに持ち物が描かれているパターン。
何も持っていないけど、これが名物だから持たせたい。
お客様の方の話の進み具合で、ご注文時の状況は様々です。
私達はまず、着ぐるみ製作費として、着ぐるみだけのお見積りします。
持ち物をもたせる時は事前にお知らせください。持ち物も含めたお見積りをご提案します。
たとえイラストに持ち物が描かれているからと言っても、着ぐるみの価格には含まれません。
時には持ち物が邪魔に感じられるお客様もいらっしゃいます。
その持ち物が要るのか要らないのか、私達には判断できないんですよね。
また、持ち物が着ぐるみ製作費に含まれないのには理由があります。
着替えをたくさん持っている着ぐるみ。
持ち物をたくさん持っている着ぐるみ。
一方、ツルッと何も持っていない着ぐるみ。
同じ価格っておかしいですよね?
お客様のご希望はしっかりお伝えください。
私達は、力の限りご希望にお応えしますよ!


どこまで必要ですか?生地見本

昨日今日と、お陰様でたくさんの受注のお知らせが入り、急にまた慌ただしくなったり、スケジュール調整が入ったりとてんやわんやです。
忙しくなってヒィヒィしているスタッフの皆様には申し訳ありませんが、私はホクホクしておりますw
昨日から6~7キャラ分の生地見本を作っていました。
そこで、ご注文をいただいてまずお客様にご提案するもの、生地見本について少し…。

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生地見本とは、実際使う素材の色味を確認いただく為の資料のことです。
お客様にご確認いただいて、初めて素材調達にかかります。
最近は定番化してきたDIC規格の色指定ですが、必ずしもDICカラーの素材が存在するわけではありません。
あくまでも目安として使用しています。
よく、ゆるキャラなどでデザイナーさんの作成したイラストパターンをいただくことがあり、そういったタイプのご注文は隅々まで色指定されています。
なるべく近い色を探してご案内していますが、なかなか納得いただけないことも少なからずあります。
ですが、素材見本ってそんなに隅々まで必要でしょうか?
イラストとして色指定は必然だと思いますが、着ぐるみにする場合、素材には限りがあります。また、印刷物と違い顔料と染料では発色も全く異なります。
また、細かなパーツまで素材見本を出してしまったばっかりに、後々製作中に融通のきかなくなる場面も多々あります。
それよりはある程度お任せいただいて、適した素材で近似色を探し、かっこいい仕上がりにできる方がいいですよね☆
一番メインになる顔の素材や体の素材はじっくりご検討ください。
その他の細かなパーツは、お任せしててもらえるとありがたいですねw


着せ替え!!阿波踊りよ坊さん

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まずは、そのまんまよ坊さん。

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お次に阿波踊りよ坊さん!
着替えは簡単なのです☆

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着ぐるみも季節によって衣装が変わると面白いですよね!
作った後からでも取り付けることができます。
お手持ちの着ぐるみに衣装を着せたくなったら是非お問い合わせください☆


着せ替え色々☆太助君

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裸ん坊の太助くん。恥ずかしい!

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いつもの探検隊太助くん。

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Xmas☆普通のサンタさんルックじゃないとこがお客様のこだわりが感じられますねー。

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ハロウィーン太助くん☆
カボチャシルエットなのが可愛い!!

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端午の節句。兜が決まってますねー☆

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今の季節は浴衣姿が涼しげで良いですね☆
太助くんは置物ですが、季節毎に衣装チェンジして、沢山の人に親しまれているそうです^ ^
やっぱり季節の変化が感じられるアイテムって良いですね☆


そのまんまフィジット

オモチャのフィジットってご存知ですか?

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喋って歌ってダンスする!
フィジット発売にあたり、キャンペーン用に着ぐるみフィジットが誕生しました!

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ん?着ぐるみ?本物?

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もちろん着ぐるみです!
これが私達の技術なんですね☆
形は本物そのまんま!
後は人が入るように大きくするだけなのです!
イラストがそのまま着ぐるみになる!
着ぐるみ屋さんの最先端だからこそ、老舗のノウハウが元にあるからこそ!
実現できる仕事です!


去年のゆるキャラまつりを振り返る その4

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少し前に作った「いちみん」
当日は、人も着ぐるみも押し合いへし合いで、写真を撮るにも距離がとれず、いちみんに至ってはトレードマークのハートの頭しか見えませんwww

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うちの製品ではないですが、一時代を築いた柳ヶ瀬商店街のやななちゃん。これが最後のゆるキャラまつりでした。

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まんべくんはコアなファンが大勢居ましたね。まんべくんもこれが最後になってしまうのでしょうか?このまつりの少し前に髪の毛の修理をした事がもう、遠い昔の事のようです。

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この子も確か、自社発だった気がします。やちにゃん。
この子も密かに根強い人気がありますね。アルトのCMにも出演してます。
2012年ゆるキャラまつりのほんの一部ですが、いかがでしたでしょうか??
自分達の作った着ぐるみが、実際活躍している場を見る。
他社の着ぐるみをじっくり観察する。
実際イベントの中で客観的に着ぐるみを見てみる。
私達の製品もまだまだ改良する点がたくさんあります。
他社の製品を見習う点もたくさんあります。
着ぐるみを見直すには本当に良い機会になりました。
そして、何よりこれだけの沢山の人が集まって楽しんでいる、その中心に居るのがその一部に居るのが、自分達の作ったものだと思うと、感慨深く、また、仕事を頑張ろう!と思いました。
自分達のものづくりによって、どれだけ素晴らしいお手伝いが出来ているのかが実感できます。
今年も是非!行きましょう!!


去年のゆるキャラまつりを振り返る その3

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みんな個性豊かですねー。

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この子達は目の色が凄かったなぁ!どこから見てるんだろう??

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タボくんはなかなか良いバランスでした!

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キーホくんは王道ですねぇ☆ザ☆ご当地キャラ!

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この子はもう少しこうしたいなーなんて、職人目線で見てしまいましたwでも、髪飾りと衣装が良くできてますね☆
 


去年のゆるキャラまつりを振り返る その2

キャッスルロードを進んで行くと、お城に近い方から南の地域、奥に行くほど北の地域というようにブースが並んでいるようでした。

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自社の製品には絶対の自信を持っていますが、他所もなかなかよく出来ているんですよね~。
この松ぼっくりんなんて、この衣装のこだわりが素晴らしいです!

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あ、やはりてっぺんには空気穴!

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我らが滝の道ゆずるくん!!!
いやー、大人気で嬉しいですね☆

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いつぞやに作ったハッピを着てくれています!!

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この子は、実際会ってもなかなかのインパクトでした。