今日はどちらかといえばスタッフ向けの内容かもしれません。
着ぐるみを作る際、人の手によって決められるのが視界の穴です。
ある着ぐるみだとこんな感じ。
ただ、人の手で作るからと全部が全部バラバラに開けたのでは、品質に差が出てしまいます。
弊社ではある基準を定めています。
外から見てこういった窓を開けるとします。
外観は変わってはいけないので、切削時に記しされた範囲をまず、まっすぐ開けます。
開けた部分を、内側から、それも実際被った時の位置から確認して見ます。
中から先ほど開けた穴の外側の淵に触れてみます。
すると、写真のように指が隠れてしまいますね。
自分の指がどこまで続いているかはご想像できるでしょう。
その、想像できる指が全部見えるようになるであろう部分に印をします。
その、印をした部分から外側の淵の部分までを真っ直ぐそぎ落としてしまいます。
だいぶ見晴らしが良くなりました^ ^
見える部分は最大限見えるよう加工する。
これは、標準装備ですね。