ゆるキャラさみっとの経済効果18億円 羽生市が試算
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ゆるキャラマーケティング
昨年11月23、24日に羽生水郷公園で行われた「第4回ゆるキャラさみっとin羽生」で羽生市は、約18億3千万円の経済波及効果があったとする試算結果を発表した。
昨年のさみっとには2日間で約45万人が来場。同様のイベントを開催している滋賀県彦根市で使用する経済波及効果計算書(滋賀大学産業共同研究センター調査・分析)に基づき、客単価を約4千円として算出した。
会場内の飲食や物販の売り上げは、2日間で市内の延べ77店を含む同780店で約8400万円。市内出店者の売り上げは約千万円。市内5カ所の宿泊施設には期間中781人が利用し、報道機関は103社訪れた。
市が実施した来場者アンケート調査(千枚配布、約600枚回収)では、満足度項目で99%が「満足」「どちらかといえば満足」と回答。来場者は県内から来ていた人が約70%、家族連れが約85%を占めていたことが判明した。
課題となったトイレ不足と会場周辺の渋滞については、仮設トイレを50個から100個、駐車場も5千台から倍近くの台数を収容できるよう、2月下旬に組織する実行委員会で話し合われるという。
さみっと事務局の市キャラクター推進室は「来場者数と経済効果は積み重ねてきた成果。市内出店者についても、さみっとに出ようという機運が高まっていた。駐車場やトイレを増設し、問題の解決に努める」と話している。
記事出典:埼玉新聞社
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